アナフィラキシーショックにご注意を
発症してからでは手遅れになってしまう可能性もあります。
アナフィラキシーショックになる前にやるべき対処法について解説していきます。
対処法一覧
アナフィラキシーショックは発症してから急いで対処するのでは遅すぎます。刺されたら以下の行動を必ずとってください。
その場を離れる
まず刺された時にはすぐにその場を離れてください。
一回目刺した時に警報フェロモンである毒液を飛散させて、仲間を呼ぶ恐れがあります。
※香水の匂いもこのフェロモンの匂いと似ているらしいです
救急車を呼ぶ
症状がでてからでは遅いので、その場を離れたらすぐに救急車を呼んでください。
いつどこで、だれが…など状況を詳しく説明します。
水で患部を洗う
患部を水道水などで冷やしてください。
傷口を洗うのと同時に患部を冷やすことで毒の吸収を抑制できます。
薬を塗る
刺された患部に抗ヒスタミン系成分のステロイド系軟膏を塗ります。
安静にしておく
救急車が来るまで安静に待機しておきましょう。
血圧の低下を避けるために足は15~30cm程度上げておきます。
初めて刺された場合でもショック症状は起こり得る
また油断してはいけないのが始めて刺された場合のでアナフィラキシーショックを発症する可能性はあるということです。
これは一度に複数回刺されることが原因といわれています。
初めて刺された場合も、同様の対処をしてすぐに病院で治療してもらうようにしてください。
※毒性の強さについて
毒性の強さは、
スズメバチ>アシナガバチ>ミツバチ
の順です。
毒性が強いほどアナフィラキシーショックが起こる可能性が高くなります。毒性が弱いミツバチでもショック症状が起こることはありますので油断できません。